アルディは、内部に蓄熱ブロックを組み込みますから製品の重量はとても重く、大きな機種では床補強が必要になります。また地震の時に倒れないように壁に転倒防止金具を取り付けるために壁補強も必要となる場合があります。詳細は蓄熱暖房器アルディカタログの技術資料ページをご参照ください。
アルディをご利用いただくためには、夜間時間帯の電力量料金が安い契約を結ばなければ、驚くような電気料金になってしまいます。
オール電化住宅向けの契約が基本です。
※電力契約の詳細については、最寄の各電力会社営業所までお問い合わせください。
アルディは単相200V機器です。建物側の電気配線については、新築の場合は住宅会社で、既築の場合にはお客さまが住宅会社や電気工事会社に依頼してご準備ください。
アルディは深夜電力機器ですから、機種ごとのヒーター容量に合わせて配線用遮断器の定格、分岐回路の最小電線の太さが内線規程によって定められています。蓄熱暖房器アルディ:カタログの技術資料ページをご参照ください。
アルディの本体に向って右側で機器の背後に隠れない位置にAC100Vコンセントをご用意ください。操作部とファンに電源を供給します。
夏場にプラグを抜いたり、雷の被害を防止するためにお客さまが抜き差しできるようにしてください。
アルディは床補強、壁補強はもちろんですが、機種に合わせた200V配線ケーブル、個別ブレーカー、100Vコンセントが準備されていれば、いつでも取り付けることができます。
一般的には、住宅引渡し前のクリーニング終了の頃に取付設置工事を行ないます。
アルディは本体表面も高温になりますので十分な離隔距離をとって設置してください。
通常設置の場合と壁組み込み設置の場合とで離隔距離は異なります。カウンターの下に設置する場合は壁組み込み設置に準拠してください。詳細はカタログの技術資料ページをご参照ください。
日本の冬は、日本海側では降雪がみられて比較的湿度が高い状態が続きます。一方、太平洋側では晴天が多く、風が強く、室内が乾燥気味になります。アルディを使用した場合の乾燥の度合いは、エアコン等の温風暖房器に比較すると少ないので、同一の暖房空間内にタオルや洗濯物を干したり、観葉植物を設置して湿度を補うことが多いようです。
※蓄熱暖房器アルディを使用すると暖房シーズンを通して、ずっと蓄熱・放熱を繰り返しますから、本体周囲の木材は機器に近い側の含水率が少なくなります。
例えば、カウンターの下にアルディを設置すると上部のカウンターの木材の厚みの下側(本体側)の含水量がやや少なくなり、木材の収縮による反りや撓みなどが発生しやすくなりますのでご注意ください。
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